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ウデナフィルとは

ウデナフィルとは

ウデナフィルは韓国で開発・製造されたED治療薬ザイデナの一般名です。
ウデナフィルを含む人気のED治療薬と、その効果や作用機序、副作用や服用方法などについて詳しく解説します。

ウデナフィルを含む治療薬

ウデナフィルを含む治療薬は下記です。

画像、または名前をクリックすると商品詳細ページを見ることができます。

ウデナフィルを含む治療薬一覧表
画像 商品名
ズデナ ズデナ
ザイスマ ザイスマ

ウデナフィルは、韓国最大の製薬メーカー東亜製薬が製造開発している有効成分です。
ED治療薬「ザイデナ」の主成分となっています。

ED治療薬として十分な効果が期待され韓国をはじめ、ロシア、フィリピンといった世界数ヶ国で販売されている大人気の有効成分です。

2012年に日本の明治製菓ファルマがウデナフィルの開発・販売権を取得し、その後日本ではED治療薬ではなく前立腺肥大症治療薬の成分として開発が進められていましたが、2016年に研究が中止されました。

ウデナフィルは韓国で開発されていますので、アジア人である日本人の体質に最も合った成分量となっています。

現在個人輸入代行サイトで扱われているのは、上記のジェネリック医薬品のみです。

ウデナフィルの効果

ウデナフィルの効果

ウデナフィルはEDの原因である心因性、器質性、混合性、薬剤性のなかの薬剤性以外のED治療に効果があります。

また、前立腺肥大症や下部尿路症状の治療・予防にも効果があり、さらに尿道平滑筋または前立腺平滑筋の弛緩剤としても使われているといった幅広い病気に効果を発揮する優秀な成分です。

ウデナフィルはバイアグラの有効成分シルデナフィルと構造が似ていますが、その特性は大きく異なります。

・バイアグラのような力強い勃起力
・レビトラのような即効性
・シアリスのような長時間作用

3つの長所を合わせ持ったバランスのとれた成分で、初めて服用する人でも使い勝手の良い薬となっています。

今までED治療薬で思ったような効果を得られなかった人にもおすすめで、特に「中折れ」「勃起力の弱さ」の改善に適しています。

ED症状の治療薬であり、性的興奮や快感をアップさせるような媚薬効果はありません。

発現時間

服用後は約30分で効果を体感することができます。
(※効果発現のタイミングには個人差があります。)

持続時間

効果の持続時間は約12時間です。

ウデナフィルの服用方法

ウデナフィルの服用方法

ウデナフィルを成分としている薬を服用する場合は、1日1回1錠の服用とし、服用後次回服用するまでは24時間以上間隔をとってください。

服用のタイミングですが、ウデナフィルの血中濃度のピークが約2時間後となるため、性行為を行う約30分~1時間前の服用が良いとされています。

食事の影響をほとんど受けないためタイミングを気にすることなく服用できます。

ただし、脂質との相性がよくないので食事の際には摂りすぎに注意が必要です。
胃の中で上手く消化されずに残ってしまいますと、ウデナフィルの成分が体内に吸収されにくくなります。

食後に服用を考えている人は胃の中が空に近くなるほど吸収されやすくなるので2時間以上空けてからの服用が効果的です。

効果を最大に発揮させたい場合は空腹時の服用がおすすめです。

服用時の注意点

ウデナフィルは服用時に注意しなければならない点がいくつかあります。
必ずチェックしてから服用するようにしてください。

アルコールとの併用

アルコールは少量であれば問題ありません。

ただし、摂取量が増えてしまうとアルコールにより感度や神経伝達が鈍くなり、体感しづらくなることがあります。
効果をよりきちんと得たい人はアルコールを控えるようにしましょう。

摂取量を守る

一度の服用で摂取できる限度量は200mgまでとなっています。

成分量を多くしたからといって効果が強くなるわけではありません。
強い作用により副作用だけが強くあらわれてしまい性行為どころではなくなってしまう可能性もあります。

効果が強いと感じる場合はピルカッターで半分にして服用するといった方法もあります。
この場合、1錠で複数回服用できるため、経済的に治療することも可能です。

いずれにせよ自分自身に合った成分量で服用することがなにより大切となります。

成分がウデナフィル以外のED治療薬

正しい摂取量や服用方法で使用しているにもかかわらず、効果が感じられない・体感できない人はウデナフィルが体質に合っていない可能性が考えられます。

その場合は別のED治療薬を試してみましょう。

シルデナフィル・・・世界初のED治療薬バイアグラの主成分
バルデナフィル・・・即効性があり食事の影響を受けにくいレビトラの主成分
タダラフィル・・・効果の持続時間が最大36時間もあるシアリスの主成分
アバナフィル・・・第4世代のED治療薬ステンドラの主成分

ウデナフィルの副作用

ウデナフィルの副作用

ウデナフィルの主な副作用は以下となります。

・頭痛
・ほてり
・目の充血
・鼻水
・めまい
・胸やけ
・勃起持続症(約4時間以上勃起が続く場合)

上記の症状が起こる可能性があります。

こういった副作用は薬が作用していることであらわれることがほとんどで、薬が効いている証拠であるともいえます。

効果が薄れていくと同時に副作用の症状も落ち着いていきますので特に心配することはありません。
その他の異常や症状がずっと続くなど違和感を感じた際は服用を中止し、すぐに医師の診察を受けて下さい。

ほとんど起こることはありませんが、その他の副作用として視覚的な障害が出ることがあります。
「目が痛くなる」「視覚異常」「結膜炎」「物が青く見える」といった症状を感じた際はすぐに服用を中止し、医師の診察を受けてください。

ウデナフィルの作用機序

人間の体内には様々な酵素が存在しますが、勃起にはcGMP(環状グアノシン一リン酸)とPDE-5(5型ホスホジエステラーゼ)という2つの酵素が深く関係しています。

勃起に必要な酵素がcGMP、勃起を抑制する酵素がPDE-5です。
cGMPの作用によって勃起が起き、射精をするとPDE-5がcGMPを抑制し、海綿体への血流を減少、勃起を収め通常の状態に戻すことができます。

このPDE-5が増加したり、働きが活性化してしまうことでcGMPの働きが阻害され続け勃起できなくなる、つまり勃起不全へと繋がってしまうということになります。

ウデナフィルはこのPDE-5を抑制し、cGMPを増やすことで平滑筋をほぐし陰茎海綿体へ血液を大量に流し込み、とどめることによって下方に垂れていた男性器は硬く大きく起ち上がりEDを改善するといった作用になります。

これはバイアグラ、レビトラ、シアリス、ステンドラのすべてのED治療薬に共通している作用といえます。

ウデナフィルの併用注意

ウデナフィルの併用注意

以下の内容にあてはまる人は、服用前に一度医師に相談をし、併用しても問題ないか確認する必要があります。

・高齢者(65歳以上)
・狭心症、心筋梗塞、心不全の治療中の人
・排尿障害の治療を受けている人
・薬を服用し、かゆみ、発疹といったアレルギー症状の既往歴がある人
・貧血、白血病の人
・肥満、糖尿病、前立腺肥大症、の人
・α遮断薬を服用中の人

併用注意薬

以下の薬との併用は、代謝機能の低下や血中濃度の上昇、効果が強くあらわれることによる副作用発症の可能性を高めてしまう場合があります。
ただし併用禁忌ではなく併用注意なため、医師に相談のうえであれば服用可能な場合があります。

・タムスロシン
・シメチジン
・リファンピシン
・アムロジピン
・リトナビル
・インジナビル
・クラリスロマイシン
・テリスロマイシン
・エリスロマイシン
・HIV治療薬
・ケトコナゾール
・イトラコナゾール
・ジルチアゼム
・ドキサゾシン
・ニカルジピン
・キニジン
・ベラパミル

上記の併用注意薬は、代謝機能の低下や、それに伴い血中濃度を上昇させてしまう可能性があります。
併用禁忌ではなく併用注意なため、医師に確認をしてから服用するようにしてください。

医薬品ではありませんが、ウデナフィル服用時にグレープフルーツ(ジュースも含む)は注意が必要です。

グレープフルーツに含まれている成分「フラノクマリン」が体内の代謝酵素を阻害するはたらきがあるため、血中濃度があがりすぎてしまったり、効果や副作用が過剰にあらわれてしまいます。
薬を服用しているときにはグレープフルーツは控えるようにしましょう。

ウデナフィルの併用禁忌

ウデナフィルの併用禁忌

以下の内容にあてはまる人はウデナフィルを成分としたED治療薬(ザイデナやザイデナのジェネリック)を服用してはいけません。

・過去にウデナフィルによって過敏症などを起こしたことがある人

・高血圧(170/100mmHg以上)低血圧(90/50mmHg以下)の人

・過去6ヶ月以内に心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血といった疾患を起こしたことのある人

・過去6ヶ月以内に脳梗塞、脳出血、心臓発作、脳卒中を起こした人

・重度の肝機能障害のある人や心血管系障害を持っている人は、服用できません。

・医師から性行為自体することを禁じられている人

ウデナフィルの併用禁忌薬

以下の薬を服用中はウデナフィルを服用してはいけません。

・ニトログリセリン
・亜硝酸アミル
・硝酸イソソルビド
・アミオダロン

参考サイト:
DRUGBANK Udenafil
(日本語翻訳はこちら

ウデナフィルを成分とする人気のED治療薬

ウデナフィルを主成分としている治療薬「ザイデナ」の人気のジェネリック医薬品をご紹介します。

■ウデナフィルを主成分とする人気の治療薬

  • ザイスマ

    ザイスマ

    ザイスマはAsle pharmaceuticals社が製造したザイデナのジェネリック医薬品です。
    他のED治療薬よりアジア人向けに開発されているので日本人の体質に合った医薬品になります。
    効果の持続時間が約12時間と長めなうえに、先発薬と比較すると経済的な価格で購入することができます。

    グー薬局では100mg4錠2,500円の取扱いがあります。

    ザイスマ

  • ズデナ

    ズデナ

    ズデナはザイデナのジェネリック医薬品で、インドのサンライズレメディーズ製造。
    約30分で効果が体感でき、約12時間持続するなど、これまでのED治療薬の優れている特徴が合わさった医薬品で、韓国やフィリピンなどアジア圏で人気があります。

    グー薬局では100mg4錠2,700円の取扱いがあります。

    ズデナ