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不眠症の症状や種類について解説

不眠症の症状や種類について解説

不眠症は眠りたいという意思があるにもかかわらず、睡眠時間が短く、眠りが浅くなり心身に不調をきたす睡眠障害のひとつです。

この記事では、眠れないことに悩んでいる人自分は不眠症かもしれないと不安を感じている人に向けて、不眠症の症状や種類について解説してきます。

性別や年齢に関係なく不眠症の症状は同じ

不眠症の症状は、夜間の不眠が続くことと、それに伴う日中の心身の不調です。

不眠症は、痛みやかゆみといった身体的原因や、うつ病などの精神的原因、ストレス、不規則な生活など様々な原因によって起こります。

具体的な症状は、以下の通りです。

睡眠の問題 日中の心身の不調
・寝つきが悪い
・途中で何度も目が覚めてしまう
・早朝に目が覚めてしまい、それ以降眠れない
・ある程度の時間眠れているが、眠りが浅くてぐっすり寝た感じがしない
・眠気
・倦怠感
・集中力の低下
・食欲不振
・意欲の低下
・頭が重い
・めまい など

不眠症では、原因や症状に応じた対処が必要です。

なお、性別や年齢によって不眠症になりやすい原因が異なるため、次の項目で確認していきましょう。

20代男性の原因と対策

20代の男性に多い不眠症の原因は、以下の通りです。

・就寝前のスマホ操作
・ストレス
・アルコールやカフェインの過剰摂取など

30代男性の原因と対策

30代の男性に多い不眠症の原因は、以下の通りです。

・仕事や家庭でのストレス
・加齢
・頻尿など

40・50代男性の原因と対策

40・50代の男性に多い不眠症の原因は、以下の通りです。

・男性更年期障害
・生活習慣の乱れ
・睡眠時無呼吸症候群など

40・50代男性の不眠症への対策男性更年期障害については、別の記事で詳しく解説しています。
こちらもあわせてお読みください。

20代女性の原因と対策

20代の女性の不眠症では、以下の原因が挙げられます。

・就寝前のスマホ操作
・体内時計の乱れ、生活リズムの乱れ
・女性ホルモンの影響など

20代女性の不眠症についてのより詳しい情報と対策は、別の記事で詳しく解説しています。
こちらもあわせてご確認ください。

30代女性の原因と対策

30代の女性の不眠症で多い原因は、以下の通りです。

・女性ホルモンの影響
・仕事や家庭でのストレス
・妊娠出産など

30代女性の不眠症についての詳しい情報対策は、別の記事で詳しく紹介しています。
こちらもあわせてお読みください。

40・50代女性の原因と対策

40・50代の女性の不眠症に多い原因は、以下の通りです。

・更年期障害
・生活環境の変化
・加齢、体力の衰えなど

40・50代女性の不眠症への対策については、別の記事で詳しく解説しています。
こちらもあわせてご覧ください。

不眠症の種類(タイプ)

不眠症には、大きく分けて4つの種類があります

不眠症の種類は症状によって分類されていて、原因の特定や睡眠薬を選択するときの参考になります

なお、不眠症の種類は以下の通りです。

・入眠障害
・中途覚醒
・早朝覚醒
・熟眠障害

このように、不眠症は4つの種類に分類されています。

次の項目で、それぞれの症状などを詳しく解説します。

入眠障害

入眠障害は、寝つきが悪いタイプの不眠症です。

例えば、不眠症でベッドに入ってから数時間たっても寝付けないという場合、入眠障害に該当します。

入眠障害は、不眠症で最も多いタイプとされています。

中途覚醒

中途覚醒は、寝ている途中で何度も目が覚めてしまうタイプの不眠症です。

中途覚醒は、高齢の人によくみられるタイプです。
また、泌尿器の病気による夜間頻尿が原因となっている場合もあります。

早朝覚醒

早朝覚醒は、早朝に目が覚めてそれ以降眠れなくなってしまうタイプの不眠症です。

早朝覚醒は、高齢の人や、うつ病の人に多く現れます。
高齢の人の場合は、加齢によって睡眠の時間帯が少しずつ前倒しになることも関係しています。

熟眠障害

熟眠障害はある程度の時間寝ているのに、ぐっすり寝た感じが得られないタイプの不眠症です。

睡眠が中断されたり、眠りが浅い場合に起こりやすいとされています。

熟眠障害の場合、睡眠時間が足りていても熟睡したという満足感がなく、目覚めたときに睡眠不足を感じるのです。

不眠症の症状を改善させるには

不眠症の改善には、睡眠環境や習慣の改善と、薬物治療が効果的とされています。

睡眠環境と習慣の改善では睡眠薬などを使用せず、睡眠の妨げとなっている原因を特定して取り除きます
睡眠の妨げとなるのは、以下のような原因です。

・寝る前のカフェインやアルコール摂取、喫煙
・日中の活動量不足
・寝室の明るさや温度など

また、薬物治療では主に睡眠薬が使用されます。

まずは、睡眠環境と習慣を見直してみましょう。
見直しをおこなっても改善しない場合や、すぐに不眠症の症状を改善しないと生活に支障が出る可能性がある場合は、睡眠薬を取り入れることが必要です。

なお、当サイトでは不眠症の改善をサポートする商品を数多く取り扱っています。
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まとめ

不眠症の症状や種類について、ここまでに解説したことをまとめました。

・不眠症の症状は、夜間の不眠が続くこととそれに伴う日中の不調
・不眠症には入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4種類がある
・不眠症の改善には、睡眠環境と習慣の改善や睡眠薬による治療が有効

不眠症は、様々な原因によって眠りたいのに眠れない、眠りが浅いといった睡眠問題や日中の眠気や倦怠感などの不調が現れる病気です。
不眠症の症状が続いている人は、医師に相談してみましょう。

よくある質問

不眠症についてのよくある質問にお答えしていきます。

不眠症はどれくらい眠れない?

どのくらい(何時間)眠れないと不眠症であるという、明確な基準はありません
不眠症は、夜間の不眠が続くこととそれに伴う日中の不調によって診断されます。

これは、睡眠時間には個人差があるためです。
例えば、3~4時間の睡眠で足りるショートスリーパーや、10時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーなど人によって差があります。

そのため、不眠症は眠れない時間では判断できないのです。

睡眠障害にはどんな種類がありますか?

睡眠障害には、大きく分けると不眠症、過眠症、睡眠時随伴症候群の3種類があります。

なお、それぞれの特徴は以下の通りです。

・不眠症
夜間の不眠が続き、それに伴い日中に心身の不調が現れる状態

・過眠症
日中に過剰な眠気が起き、仕事や学習など日常生活に支障をきたす状態

・睡眠時随伴症候群
睡眠中に起きる寝ぼけ、夜尿、歯ぎしり、悪夢など望ましくない現象の総称