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フォシーガの尿糖はいつまで?健康診断前は休薬する?

フォシーガの尿糖はいつまで?健康診断前は休薬する?

フォシーガを飲んでいると、尿検査は陽性になります。

そのため、ダイエット目的でフォシーガを飲んでいて健康診断を控えているという人は、正しい検査結果を受けるために休薬が必要です。

そこでこの記事では、健康診断などのためにフォシーガをいつから休薬すべきなのかお悩みの人に向けて、フォシーガと尿糖の関係について徹底解説していきます。

健康診断の何日前からフォシーガを休薬するべきなのか、尿糖はいつまで続くのかなど分かりやすく説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

フォシーガを飲むと尿糖検査が陽性になる

フォシーガを飲むと尿糖検査が陽性になる

フォシーガを飲んでいると、尿検査の項目の1つである尿糖検査が陽性になります。

なぜフォシーガを飲むことで陽性となってしまうのか、仕組みを説明していきます。

尿糖検査では、尿中のブドウ糖の量によって糖尿病のリスクが判断されます。
この検査結果は( − )、( + / − )、( 1+ )、( 2+ )、( 3+ )、( 4+ )などと示され、数字は尿中に含まれるブドウ糖の量の多さを表します。
多くの場合、異常と判断される基準は( + / − )以上の数値です。
つまり、尿糖検査の場合( − )の陰性のみ正常値ということになります。

そもそも、腎臓は原尿のうち約99%の糖を血液に再吸収しているため、尿糖が+になるほど糖分が排出されることはないのです。

しかし、フォシーガは糖の再吸収を抑えることで意図的に尿から糖を排出させる医薬品です。
フォシーガを飲んでいる間は常に尿中に糖が排出されているため、陽性反応が出てしまいます。

正しい検査結果が得られなくなってしまうので、健康診断の予定がある人はできる限りフォシーガを休薬しましょう。

では、具体的に検査の何日前から休薬をするべきなのでしょうか?
次の項で解説していきます。

フォシーガ休薬後、尿糖はいつまで続く?

フォシーガ休薬後、尿糖はいつまで続く?

フォシーガを休薬しても、その後数日間は尿中への糖の排出が続くといわれています。

そのためダイエット目的でフォシーガを飲んでいる人は、フォシーガが原因で陽性反応が出ないよう、健康診断の1週間前から休薬することがおすすめです。

ただし、自己判断での休薬が可能なのは、あくまでもダイエット目的でフォシーガを飲んでいる人のみです。
糖尿病や心不全など、疾患治療のために医師からフォシーガを処方されている人は、自己判断での休薬はせず医師に相談して指示に従いましょう。

フォシーガを休薬したのに尿糖検査で陽性になったら

フォシーガを休薬したのにも関わらず尿糖検査で陽性と判定された場合、医療機関での血液検査が必要になります。

フォシーガが陽性の原因になった可能性も考えられますが、糖尿病腎性糖尿の可能性もあります。

腎性糖尿という言葉は、普段では耳にする機会がないですよね。

腎性糖尿とは、腎臓の一部の機能が弱く尿中にブドウ糖が出てしまう状態のことです。
腎性糖尿となっても、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)は正常であるためほとんどの場合治療の必要はありません。
しかし、将来的にこの腎性糖尿から糖尿病に移行してしまう場合もあるため注意が必要な病態です。

また、糖尿病であれば適切な治療や指導が必要となります。
放置して取り返しのつかないことにならないよう、陽性が出てしまった場合はすぐに医療機関を受診して原因を特定しましょう。

糖尿病じゃないのに糖尿が出やすい人

基本的に、血糖値が正常であれば尿糖がでることはありません。

ただし、前述した腎性糖尿の人、もしくは妊娠中の人は尿糖が出やすくなります。
妊娠中は胎児を成長させるために体重が増加し、それに伴い腎性糖尿になることがあるためです。

また健康な人でも、強いストレスを受けたときや甘いものを食べ過ぎたときは稀に尿糖が出ることがあります。

健康なはずなのに陽性が出た場合は、慌てずに医療機関を受診し当てはまる原因がないか探しましょう。

フォシーガは尿たんぱくを減少させる

フォシーガは尿たんぱくを減少させる

フォシーガは血糖値を下げる医薬品として知られていますが、腎臓を保護して尿たんぱくを減らすという効果もあります。

健康な人の場合、尿中のたんぱく質はごく微量しか含まれません。
しかし腎臓の働きが悪い人は、糸球体という尿を作る部位がダメージを受けているため一定量以上のたんぱく質が尿中に排出されてしまいます。

フォシーガは、この尿たんぱくを減らす効果や腎臓を保護する効果があると認められており、現在では実際に慢性腎臓病の治療に役立てられています。

フォシーガの腎臓への効果については、別の記事で詳しく解説しています。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。

まとめ

フォシーガと尿糖の関係について、この記事で解説したことをまとめました。

  • フォシーガを休薬しても、数日間は尿糖がでる
  • ダイエット目的でフォシーガを飲んでいる人は、健康診断の1週間前から休薬すると良い
  • 尿糖検査で陽性になった場合は、血液検査をおこない、陽性になった原因を確認する

健康診断は自分の健康状態を詳しく知ることができる機会です。
正常な結果が出るよう、フォシーガを飲んでいる間は休薬期間に気を付けましょう。

Q&A

Q&A

フォシーガと尿糖に関連してよくある質問にお答えしていきます。

Q.他のSGLT2阻害薬も尿糖検査で陽性になる?

A. SGLT2阻害薬は尿中に糖を排出して血糖値を下げる医薬品のため、すべて尿糖検査で陽性になります。

SGLT2阻害薬は、フォシーガの他にジャディアンススーグラ、カナグルなどがあります。

ジャディアンスとフォシーガについては、この2つの違いについて別の記事で詳しく解説しています。
興味のある人はぜひご覧ください。

Q.自分で尿糖チェックはできる?

A. 尿糖検査キットを使うことで、自宅で尿糖を確認できます。

尿糖検査キットは市販されているため、ドラッグストアやインターネットから購入可能です。
フォシーガを休薬したけど、健康診断前にきちんと陰性かどうか知りたいという人は事前に確認しておくこともおすすめです。