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リベルサスを縦に切れない理由

リベルサスを縦に切れない理由

「リベルサスは縦に切れない」とは、「錠剤を包装しているシートを縦に切ってはいけない」ということです。
リベルサスは湿気や光に弱く、縦に切ることで効果を失う可能性があるためです。

しかし、医療機関の中にはリベルサスのシートを縦に切って処方するところもあります。
なぜそのような処方がおこなわれているのでしょうか。
この記事では、リベルサスの効果を失わないための取り扱い方法や、縦に切って処方されるケースについて解説します。

リベルサスは縦に切れない

リベルサスは縦に切れない

リベルサスのシートは、ミシン目以外で切る(縦に切る)ことはできません。
ミシン目以外で切ることで、品質変化が起こる恐れがあるためです。

リベルサスは湿気や光に弱い医薬品であるため、品質の変化を防ぐためにPTPシートという防湿性に優れたシートに入れられています。
また、日本国内で流通しているリベルサスは1シート10錠入りで「横2錠×縦5列」になっており、2錠ごとに横に区切るミシン目が付けられています

ミシン目以外で切り離すとシートの防湿効果が損なわれ、錠剤の劣化が早まってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
リベルサスを細かく分けて保管したり持ち歩いたりする場合は、必ずミシン目に沿って切り離し、2錠ごとに分けましょう

しかし、購入経路によってはリベルサスのシートにミシン目が入っていない場合があります。
偽物なのでは?」と不安になってしまうこともあるでしょうが、実際のところはどうなのでしょうか。

シートにミシン目がなかったら偽物?

シートにミシン目が入っていなかったとしても、偽物というわけではありません

日本国内で流通しているリベルサスは2錠ごとに切り離せるようにミシン目が入っていますが、個人輸入などで入手できる海外製のリベルサスは、シートにミシン目が入っていない場合があります。
これはそのような仕様なのであって、決して偽物というわけではありません。

とはいえ、日本製のリベルサスと見た目が違うと不安になる人もいらっしゃるでしょう。
心配な人は、「正規品の取り扱い」を保証している個人輸入代行サイトを利用すれば安心です。

リベルサスの取り扱い方法

リベルサスの取り扱い方法

リベルサスは、保管方法や飲み方を間違えると効果が最大限に発揮されません
十分なダイエット効果を得るためには、正しい保管方法や飲み方を知ることが大切です。

そこで、リベルサスを保管したり飲んだりするにあたって気をつけるべきことについて、次から解説していきます。

リベルサスの正しい保管の仕方

直射日光や湿気の高い場所を避け、室温(1~30℃)で保管しましょう。湿気や光によって、リベルサスの品質が変化してしまう恐れがあるためです。
また保管の際、ミシン目以外の部分でシートをカットして1錠ずつ切り離さないでください
細かく分けて保管したいときは、ミシン目だけで切り離して2錠ずつにしましょう。

さらに、シートから錠剤を取り出してピルケースに保管するのも厳禁です
ピルケースは旅行などで外出する際、錠剤を持ち運ぶのに便利ですが、リベルサスはシートから出して外気に触れると劣化が始まってしまいます。
また、ピルケースの中には密閉性の高さをうたっている製品もありますが、PTPシートに比べると密閉性は低いため、リベルサスの保管には向いていません。

以上のように、リベルサスの保管にあたってはシートのまま保管すること、ミシン目以外で切り離さないことが大切です。

リベルサスの正しい飲み方

リベルサスは、錠剤が入っているシートだけでなく、錠剤そのものも分割してはいけません
ピルカッターで割ったり、粉砕したりすると品質が変化する恐れがあるため、シートから取り出したらそのまま飲みましょう

また、リベルサスの用法用量は「1日1回1錠」です。
服用直前にシートから出し、120ml以下の水で飲んでください。
飲むタイミングは、絶飲食を経て空腹状態であることが望ましいため、起床時がおすすめです
飲んだ後、必ず30分以上の絶飲食の時間を取ることも忘れてはいけません。

なお、リベルサスは3mgからスタートし、4週間続けたうえで7mgに増量し、さらに4週間続けて効果が出なかった場合に14mgに増やすことができます。
このとき注意すべきなのは、14mgに増やすとき「7mg×2錠」という飲み方はできない点です。
リベルサスには1錠ごとに適量の吸収促進剤が含まれているため、2錠まとめて飲むと適量を超えて2倍となり、吸収に悪影響が出る恐れがあります。

その他、リベルサスには飲み合わせに注意が必要な医薬品があります。
飲み合わせについてはこちらで詳しくまとめているので、気になる人はチェックしてみてください。

リベルサスが縦切りで処方されるケース

リベルサスが縦切りで処方されるケース

調剤薬局の方針によっては、処方されるリベルサスのシートが縦に切られている場合があります。
日本国内で流通しているリベルサスのシートは、すでに解説しているように「横2錠×縦5列」の10錠入りとなっており、切り離すためのミシン目は横向きにしか入っていません。
つまり、2錠ずつしか切り離せない仕様になっています。
そのため、医師が奇数日数で処方する場合、どうしても1回分はシートを縦に切らなければなりません。

上記のような事情がある場合、縦に切った1錠から飲むように指導したうえで、1錠のみ縦切りにしたものを含めて処方するケースがあります。

ただし、このケースはあくまで医師や薬剤師といった専門家が判断したうえでシートを縦に切っているのであり、誰でも縦に切ってよいということではありません
リベルサスの添付文書にも、「ミシン目以外で切ってはいけない」と記載されているため、自分でリベルサスを保管する際はミシン目以外で切り離さないでください

他のGLP-1受容体作動薬とリベルサスの違い

他のGLP-1受容体作動薬とリベルサスの違い

リベルサスは、「GLP-1受容体作動薬」の中では唯一の飲み薬です。
GLP-1受容体作動薬とは、膵臓にあるGLP-1受容体に働きかけてインスリン分泌を促す作用を持つ医薬品のことで、リベルサスの他にサクセンダ、オゼンピックなどがありますが、リベルサス以外はいずれも皮下注射をしなければならないタイプとなっています。

注射薬は、有効成分を血液中に直接送り込めるというメリットがあります。
中でもサクセンダは肥満治療薬として開発され、高い効果が実証されている医薬品です。
ただし、基本的に自分で注射するため慣れが必要であり、多少の痛みを伴うというデメリットがあります。
また、注射薬は冷蔵庫で保管し、凍らないように気をつけなければなりません
一方、飲み薬のリベルサスは飲むだけなので手軽に使用でき、室温で保管することが可能です。

なお、リベルサスとサクセンダの違いについては、別の記事でもまとめています。
ダイエットをより効率的に進めるために詳しく知りたい人は、こちらをあわせてご覧ください。

まとめ

リベルサスが縦に切れない理由をまとめてみましょう。

  • 包装シートを縦に切らないのは湿気や光から守るため
  • 効果が得られなくなるため、錠剤もカットしない
  • 調剤薬局の方針によってはシートを縦切りして処方されるケースがある

「リベルサスは縦に切れない」とは、リベルサスの錠剤を2錠ずつ分けるために入っているミシン目以外の部分でシートを切ってはならないということを指しています。
ミシン目以外の部分で切ると錠剤の品質変化を招き、正しく効果を得られない可能性があるため、絶対にやめましょう。
より安全に、そして確実にリベルサスによるダイエットを進めるために、ぜひ心に留めておいてください。

Q&A

Q&A

ここでは、リベルサスを縦に切れない理由に関連する「よくある質問」にお答えします。
リベルサスを安全に使用するために、ぜひチェックしてみてください。

Q.包装シートが破れていても服用して良い?

A. 湿気や光の影響で品質が変化している可能性があるため、破れている箇所の錠剤は飲まないでください。正常な効果が得られない可能性があるため、要注意です。
もったいないと思われるかもしれませんが、破れている箇所の錠剤は廃棄し、破れていない箇所の新しい錠剤を飲みましょう

Q.すでにシートを縦に切ってしまった場合は?

A. 基本的には廃棄するのが望ましいといえます。
飲む直前に切った場合は、そのまま1錠飲んでも構わないと考えられますが、残った1錠は廃棄したほうが安全です。
廃棄する際は、そのまま捨てるのではなく紙に包むなどして燃えるゴミに出しましょう
紙に包むのは、誰かが拾って飲んでしまうのを防ぐためです。

Q.シートの角を切って丸くするのもダメ?

A. あらかじめ付けられているミシン目以外で切るのは厳禁です。
たしかに、2錠ずつ切り離したときなど、端の部分が尖っているので危ないと思われるかもしれません。
しかし、すでに解説しているように、シートをミシン目以外で切ると防湿性が損なわれる可能性があります。
結果的にリベルサスの効果に悪影響をもたらすことがあるため、控えましょう。