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マイスリーは個人輸入や市販で購入できるのか - 入手方法を解説

マイスリーは個人輸入や市販で購入できるのか - 入手方法を解説

マイスリーは、寝つくまでに時間がかかる入眠障害の方によく処方される睡眠薬です。

病院ではよく処方されていますが、市販や個人輸入では購入することができません。
そのため、マイスリーは病院で診察 を受けて処方してもらう必要があります。

病院が苦手な方、診察 を受けて処方してもらう時間がない方は、マイスリーと似た効果を持つ睡眠薬を個人輸入するのがおすすめです。

本記事では、マイスリーの購入方法、似た効果を期待できる睡眠薬について解説します。
マイスリーの代替薬もあわせて紹介しますので、参考にしてください。

マイスリーは市販されていない

マイスリーは、ドラッグストアや薬局などでは市販されていない睡眠薬です。
乱用や依存の恐れがあり、処方箋が必要な向精神薬に指定されています。

そのため、入手するには医師の診察を受けて処方箋をもらう必要があります。
また、服用についてしっかりと管理されており、1回の処方で投与できる上限は30日分と制限されている睡眠薬です。

近年、オンライン診療も普及していますが、初診の場合、マイスリーを含む向精神薬の処方は禁止されています。

マイスリーを服用して不眠症を改善したい場合は、病院を受診して処方してもらいましょう。

個人輸入サイトでも購入できない

医療機関で処方されている医薬品の中には、個人輸入で購入できるものもありますが、マイスリーは個人輸入ができません。

マイスリーは向精神薬に指定されているため、個人輸入することは法律で禁止されています。
ハルシオンやレンドルミンなどの睡眠薬も、マイスリーと同様に向精神薬に指定されており、個人輸入はできません 。

禁止されている理由は、向精神薬の乱用によって依存症や健康被害を引き起こす可能性が高いためです。

マイスリーは市販でも個人輸入でも購入できない睡眠薬であり、服用するためには、医療機関を受診して処方してもらう必要があります。

マイスリーに似ている睡眠薬

マイスリーは処方箋がないと購入できない睡眠薬ですが、個人輸入であれば似ている睡眠薬を購入できます。

マイスリーは非ベンゾジアゼピン系に分類されており、即効性に優れた超短時間型の睡眠薬です。
ハイプナイトやエスゾピック、ハイプロンはマイスリーと同じ作用メカニズムを持ち即効性にも優れているため、似ている睡眠薬といえます。

以下はマイスリーとの比較表ですので、ぜひ参考にしてください 。

商品名 マイスリー ハイプナイト エスゾピック ハイプロン
商品画像 マイスリー 通販 ハイプナイト 通販 エスゾピック 通販 ハイプロン 通販
価格 - 50錠:3,320円 30錠:2,380円 100錠:4,050円
作用時間 約2時間 約5時間 約5時間 約1時間
商品詳細

ドラッグストアなどで販売されている市販薬は、一時的な不眠症状の緩和を目的とした「睡眠改善薬」であり、マイスリーのような「睡眠薬」と同じ効果は期待できません。

今回ご紹介する3つの睡眠薬は、マイスリーと比べて耐性がつきにくく依存性のリスクや副作用が低い安全性の高い睡眠薬です。

ハイプナイト

ハイプナイトは有効成分エスゾピクロンが含まれた超短時間型の睡眠薬です。
非ベンゾジアゼピン系に分類されており、従来の睡眠薬と比べて依存性や副作用のリスクが低くなっています。

含有量が1mg・2mg・3mgの3種類から選ぶことができ、成分量の調整が可能です。

成人は1日1回2mg、高齢者は1回1mgを就寝前に服用します。
用量は症状により適宜増減が可能ですが、成人の場合1回3mg、高齢者は2mgを超えないように注意してください。

服用後、約30分~1時間で効果が現れて5時間ほど効果が持続します。
即効性に優れており、持続時間も短いことから翌日まで眠気が残る心配がほとんどありません。

エスゾピック

エスゾピックは、非ベンゾジアゼピン系に分類される超短時間型の睡眠薬です。
有効成分はエスゾピクロンであり、睡眠薬の中でも有名なルネスタのジェネリック薬です。

内容量が30錠、60錠、90錠と細かく分かれているため、少ない錠数から購入できます。

1日1回2mgを就寝前に服用しますが、高齢者の方や初めて服用する方は1mgからの服用をおすすめします。
用量は症状により適宜増減が可能ですが、成人の場合1回3mg、高齢者は2mgを超えないように注意してください。

効果には個人差がありますが、持続時間は約5時間あるため途中で目が覚めやすい方におすすめです。

ハイプロン

ハイプロンは有効成分ザレプロンが配合された非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。

日本では未承認ですが、海外ではよく使用されている睡眠薬であり、持続時間が短いため副作用のリスクが低いのが特徴です。

服用方法は成人の場合、1日1回1錠(10mg)を就寝前に服用します。
持続時間は約1時間でとても短く、寝つきが悪い不眠症の方におすすめです。

また、他の睡眠薬と比べて低価格でありコストパフォーマンスに優れています。

マイスリーの効果

マイスリーは即効性に優れた超短時間型の睡眠薬であり、寝つきが悪い入眠障害の方に効果的です。

有効成分が脳の興奮を抑えるGABAの働きを促進して、自然な眠気を促す効果があります。
作用時間が短いため、翌日まで眠気が残りにくく、ふらつきや転倒のリスクが低いです。

ただし、長時間型の睡眠薬と比べて作用時間が短く、途中で目が覚める中途覚醒や予定時間より早く目が覚める早朝覚醒には効果が発揮されない可能性があります。

また、双極性障害統合失調症による不眠症はマイスリーの効果が期待できず、保険適用できないため注意しましょう。

マイスリーの副作用

マイスリーの副作用は、主に以下が挙げられます。

・ふらつき
・眠気
・頭痛
・めまい
・倦怠感

これらの副作用は、一時的なものが多くさほど心配はいりません。
ただし、以下の重大な副作用が現れた場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

・せん妄
・錯乱
・一過性前向性健忘
・睡眠随伴症状(夢遊症状)
・もうろう状態

マイスリーは比較的副作用の少ない安全性の高い睡眠薬ですが、稀に重大な副作用を引き起こす可能性があります。
服用後はすぐに就寝して、途中で起きることがないように注意してください。

マイスリーの依存性

非ベンゾジアゼピン系に分類されるマイスリーは、ベンゾジアゼピン系と比べると依存性は低いですが、全くないわけではありません。

マイスリーの長期服用は、耐性がつくことで薬物依存につながり、服用をやめられなくなる可能性があります。
また、長期服用によって幻覚や抑うつ気分、健忘など深刻な副作用を引き起こす場合があり危険です。

服用を中止すると強い不安感やイライラ、不眠の症状が悪化するなどの離脱症状が出ることがあります。
そのため、マイスリーの服用を中止する場合は、自分で判断するのではなく必ず医師に相談してからおこないましょう。

マイスリーの飲み合わせ

マイスリーを服用する場合、以下との併用は注意が必要です。

・麻酔剤
・中枢神経抑制剤
・アルコール
・リファンピシン

とくに、アルコールは禁忌というわけではありませんが、服用中は控えることをおすすめします。

マイスリーとアルコールはどちらも肝臓で分解されるため、併用することで代謝が悪くなる可能性があります。
代謝が悪くなると、効果が十分に得られなかったり副作用が増強されたりする場合があり注意が必要です。

また、飲酒することで運動機能・精神機能への影響が増強される恐れがあります。

飲酒後は何時間あけるべきか

マイスリーの服用中は、できるだけ飲酒は避けたほうが良いでしょう。

アルコールの分解にかかる時間は個人差があり、飲酒量によっても異なるため具体的な時間を出すことはできません。
例えば、500mlのビールを摂取した場合、成人男性で3~4時間ほど分解に時間を要します。

マイスリーを服用する場合は、飲酒を避けたほうがよく、飲みたくなったときはノンアルコール飲料に変えるなど工夫すると良いでしょう。

よくある質問

マイスリーについて、よくある質問をまとめました。
服用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

マイスリーは効くまでどのくらい時間がかかりますか?

マイスリーは超短時間型の睡眠薬のため、即効性に優れており、服用後、約15~30分で効果が現れます。

40~50分経つと成分の血中濃度が最大となり、持続時間は2時間ほどです。
ふらつきや倦怠感などの副作用が出る可能性があり、転倒する恐れがあるため服用後は活動しないようにしましょう。

効果の発現時間が早いため、就寝30分前に服用して服用後は活動せずにすみやかに入眠してください。

マイスリーが効かないときはどうすればよいですか?

マイスリーで効果を得られない場合、医師に相談をして他の睡眠薬への変更を検討しても良いでしょう。

効果には個人差がありますが、マイスリーの成分が体質に合っていない可能性が考えられます。
また、不眠症のタイプによって効果的な睡眠薬も異なるため、自分の症状に合った睡眠薬を選ぶことが大切です。

効果を感じられないからといって、安易に用量を増やしたり最大摂取量を超えたりしないようにしてください。

マイスリーは妊娠中でも飲めますか?

マイスリーの妊娠中の服用は推奨されていません。
ただし、医師の判断で処方される場合がありますが、「治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与」と決められています。

妊娠中の服用については、安全性が確立されておらず胎児に影響を及ぼす恐れがあり注意が必要です。

妊娠中で不眠の症状がある場合は、必ず医師へ相談しましょう。