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睡眠薬強さランキング-デエビゴやルネスタなどを徹底比較
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまうなど不眠症で悩んでいる方は、睡眠薬で解消できるかもしれません。
この記事では、すぐに不眠症を改善したい方向けに効き目のある睡眠薬を中心に紹介していきます。通販できる睡眠薬と通販できない睡眠薬があります。
それでは、睡眠薬強さランキングを確認していきましょう。
- 睡眠薬の強さランキング
- 睡眠時間の増加におすすめ
- 中途覚醒時間の短縮におすすめ
- 寝付くまでの時間の短縮におすすめ
- 不眠症改善効果が期待できる睡眠薬一覧
- デエビゴ(レンボレキサント)
- ルネスタ(エスゾピクロン)
- マイスリー(ゾルピデム)
- ハルシオン(トリアゾラム)
- アモバン(ゾピクロン)
- ソナタ(ザレプロン)
- ロゼレム(ラメルテオン)
- ベルソムラ(スボレキサント)
- レンドルミン(ブロチゾラム)
- サイレース(フルニトラゼパム)
- 有名な睡眠薬の強さを比較
- ルネスタ(エスゾピクロン)の強さランキング表
- レンドルミン(ブロチゾラム)の強さランキング表
- デエビゴ(レンボレキサント)の強さランキング表
- 睡眠薬は個人輸入でも購入できる
- 強い効果が期待できる市販の睡眠改善薬
- 睡眠薬に関するよくある質問
睡眠薬の強さランキング
睡眠薬の効果の強さは、一概に「強い」「弱い」とは言えません。不眠症の悩みに合わせて、効果のピークや持続時間などを考慮し、最適な睡眠薬を選ぶことが重要です。
今回の睡眠薬のランキングは、AMCP社による睡眠ポリグラフ(ポリソムノグラフィ:PSG)をもとに順位付けされたものです。
睡眠時間の増加におすすめ
順位 | 商品名(一般名) | TST(min) |
---|---|---|
1位 | デエビゴ(レンボレキサント)※ | 38.1 |
2位 | ロゼレム(ラメルテオン)※ | 31.7 |
3位 | ソナタ(ザレプロン)※ | 31.1 |
4位 | アモバン(ゾピクロン) | 24.2 |
5位 | マイスリー(ゾルピデム) | 22.6 |
6位 | ハルシオン(トリアゾラム) | 22.1 |
7位 | ルネスタ(エスゾピクロン)※ | 10.0 |
参考: こころクリニック
※: 通販で購入可能な睡眠薬
・TST(Total Sleep Time):総睡眠時間
中途覚醒時間の短縮におすすめ
順位 | 商品名(一般名) | WASO(min) |
---|---|---|
1位 | ロゼレム(ラメルテオン)※ | –24.8 |
2位 | デエビゴ(レンボレキサント)※ | –21.3 |
3位 | ルネスタ(エスゾピクロン)※ | –8.7 |
4位 | マイスリー(ゾルピデム) | –7.2 |
参考: こころクリニック
※: 通販で購入可能な睡眠薬
・WASO(Wake time After Sleep Onset):中途覚醒時間
寝付くまでの時間の短縮におすすめ
順位 | 商品名(一般名) | LPS(min) |
---|---|---|
1位 | ハルシオン(トリアゾラム) | –23.2 |
2位 | デエビゴ(レンボレキサント)※ | –18.6 |
3位 | ソナタ(ザレプロン)※ | –14.5 |
4位 | マイスリー(ゾルピデム) | –13.4 |
5位 | アモバン(ゾピクロン) | –11.1 |
6位 | ベルソムラ(スボレキサント)※ | –9.4 |
7位 | ロゼレム(ラメルテオン)※ | –8.0 |
8位 | ルネスタ(エスゾピクロン)※ | –6.0 |
参考: こころクリニック
※: 通販で購入可能な睡眠薬
・LPS(Latency to Persistent Sleep): 寝付くまでの時間
服用からすぐ効く睡眠薬を知りたい方は、睡眠薬即効性ランキングの記事もぜひ参考にしてください。
不眠症改善効果が期待できる睡眠薬一覧
それぞれの睡眠薬の特徴を確認していきます。
デエビゴ(レンボレキサント)
有効成分 | レンボレキサント |
---|---|
薬のタイプ | オレキシン受容体拮抗薬 |
ピークタイム | 1~1.5時間 |
半減期 | 約50時間 |
副作用 | 眠気、頭痛、めまい、睡眠負麻痺など |
入手方法 | 病院 |
デエビゴは、入眠障害や中途覚醒の改善に効果的な睡眠薬です。
オレキシン受容体拮抗薬という新しいタイプの薬で、従来の睡眠薬とは異なる作用機序で自然な眠りを促します。
主な副作用は眠気、頭痛、めまい、睡眠麻痺などです。効果も強く、副作用も現れやすいのが特徴なので使用する際は医師に相談しましょう。
ルネスタ(エスゾピクロン)
有効成分 | エスゾピクロン |
---|---|
薬のタイプ | 非ベンゾジアゼピン系 |
ピークタイム | 約1時間 |
半減期 | 約5時間 |
副作用 | 眠気、味覚異常、頭痛、めまいなど |
入手方法 | 海外通販、病院 |
ルネスタは、脳機能や活発な神経活動を低下させることで自然な睡眠を促すため、寝付きが悪い入眠障害の方におすすめです。
効果が穏やかで安全性が高いため、初めての方でルネスタを使用する人も多く、病院でも処方されています。
マイスリー(ゾルピデム)
マイスリー 取り扱いなし |
有効成分 | ゾルピデム |
---|---|
薬のタイプ | 非ベンゾジアゼピン系 |
ピークタイム | 30分~1時間 |
半減期 | 約2時間 |
副作用 | ふらつき、眠気、頭痛、めまいなど |
入手方法 | 病院 |
即効性があり入眠障害改善には適していますが、薬の効果時間が短いため中途覚醒や早朝覚醒の方には不向きです。。
寝付くまでには時間がかかるが、一度眠ってしまえば朝まで起きない方には特におすすめです。。
マイスリーは病院でのみ入手可能で、通販や市販のドラッグストアでは購入できません。
ハルシオン(トリアゾラム)
ハルシオン 取り扱いなし |
有効成分 | トリアゾラム |
---|---|
薬のタイプ | ベンゾジアゼピン系 |
ピークタイム | 約1時間 |
半減期 | 約3時間 |
副作用 | ふらつき、眠気、頭痛、めまい、下痢、倦怠感など |
入手方法 | 病院 |
ハルシオンは即効性があり効果も強い薬ですが、依存性が強く副作用も現れやすいです。
副作用には、めまいや一時的に記憶障害が現れるなどの症状があり、特に高齢者の方の服用は慎重に行なう必要があります。
これまでにベンゾジアゼピン系の睡眠薬を使用した経験があり、問題なく服用できている方におすすめです。初心者はほかの依存性の低いものからはじめるようにしましょう。
アモバン(ゾピクロン)
アモバン 取り扱いなし |
有効成分 | ゾピクロン |
---|---|
薬のタイプ | 非ベンゾジアゼピン系 |
ピークタイム | 約1時間 |
半減期 | 約4時間 |
副作用 | ふらつき、眠気、頭痛、口の中の苦み、口の渇き、倦怠感など |
入手方法 | 病院 |
即効性があり眠気の持ち越し効果が少ない睡眠薬です。入眠障害の方に向いていますが、効果時間が短いため中途覚醒や早朝覚醒の方にはあまり向いていません。
アモバンは翌日まで苦味が残ったり、、一時的に記憶機能が低下する健忘といった副作用が現れる可能性があります。
ルネスタはアモバンの改良版で、苦味などの副作用も軽減されています。
ソナタ(ザレプロン)
有効成分 | ザレプロン |
---|---|
薬のタイプ | 非ベンゾジアゼピン系 |
ピークタイム | ~1時間 |
半減期 | 約1時間 |
副作用 | ふらつき、眠気、立ちくらみなど |
入手方法 | 海外通販 |
ソナタ(ザレプロン)は、睡眠導入剤として広く使用されている非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。
睡眠に関わるGABAの働きが促進されることで、自然に近い睡眠をもたらすことができ、不眠症を改善することができます。
眠気の翌日持ち越し効果が低いため、起きている間はてきぱきと活動したい方におすすめです。睡眠薬の中でも最も値段が安いお薬です。
ロゼレム(ラメルテオン)
有効成分 | ラメルテオン |
---|---|
薬のタイプ | メラトニン受容体作動薬 |
ピークタイム | 1~2時間 |
半減期 | 2~3時間 |
副作用 | めまい、眠気、頭痛、発疹、便秘、倦怠感など |
入手方法 | 海外通販、病院 |
ロゼレムは、武田薬品工業が開発した不眠症の治療薬で、副作用や依存性が少ない安全な睡眠薬です。
即効性はありませんが、依存性が低く副作用も現れにくいため、「ゆるやかに不眠症を治したい方」におすすめです。
効果を実感するまでに時間がかかることがあり、2〜4週間ほど使い続けていくうちに効果を実感できることがあります。
- 関連ページ
- ロゼレム(ラメルテオン)の副作用や依存性
ベルソムラ(スボレキサント)
有効成分 | スボレキサント |
---|---|
薬のタイプ | オレキシン受容体拮抗薬 |
ピークタイム | 1~2時間 |
半減期 | 約12時間 |
副作用 | 疲労感、眠気、頭痛、めまい、悪夢など |
入手方法 | 海外通販、病院 |
中途覚醒や熟眠障害、早朝覚醒の方におすすめの睡眠薬です。自然な眠気を促すため、入眠障害の方にも効果が期待できます。
依存性が低く副作用も現れにくいという特徴があります。ただし、翌日も眠気が残る可能性があるため、最初は少量からはじめ、徐々に用量を増やしていきましょう。
- 関連ページ
- ベルソムラの副作用と依存性について
レンドルミン(ブロチゾラム)
レンドルミン 取り扱いなし |
有効成分 | ブロチゾラム |
---|---|
薬のタイプ | ベンゾジアゼピン系 |
ピークタイム | 約1時間 |
半減期 | 6~7時間 |
副作用 | 残眠感、ふらつき、眠気、だるさなど |
入手方法 | 病院 |
レンドルミン(ブロチゾラム)は、寝つきをよくする作用とともに、不安を和らげる作用をもつ、短時間型の睡眠薬です。レンドルミンは、脳の機能を低下させる睡眠薬になります。
覚醒時に働いている神経活動を抑えることで、眠気を促していきます。強引さのある効き方で、「疲れて眠ってしまう」状態を作り出します。
サイレース(フルニトラゼパム)
サイレース 取り扱いなし |
有効成分 | フルニトラゼパム |
---|---|
薬のタイプ | ベンゾジアゼピン系 |
ピークタイム | 約1時間 |
半減期 | 21~25時間 |
副作用 | 眠気、ふらつき、倦怠感など |
入手方法 | 病院 |
サイレース(フルニトラゼパム)は、ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬になります。
効果は非常に強く、医師による処方箋がない限り使用が認められていない強力な睡眠薬です。
覚醒に働いている神経活動を抑えることで眠気を促し、強引に疲れ切って寝てしまう状態を作り出します。
有名な睡眠薬の強さを比較
それぞれの睡眠薬の強さを他の睡眠薬と比較していきます。同じタイプの睡眠薬の中で、効果の持続時間をもとに順位をつけています。
ルネスタ(エスゾピクロン)の強さランキング表
順位 | 商品名(一般名) | ピーク時間 | 半減期 |
---|---|---|---|
1位 | ルネスタ(エスゾピクロン) | 1 | 5 |
2位 | ハルシオン(トリアゾラム) | 1.2 | 2.9 |
3位 | アモバン(ゾピクロン) | 1 | 3.8 |
4位 | マイスリー(ゾルピデム) | 0.8 | 2 |
ルネスタは、超短時間型の睡眠薬に分類されます。半減期が5時間と他の超短時間型の睡眠薬よりも効果が持続するのが特徴です。以下は、ルネスタのジェネリック医薬品なので先発薬と同じ効果でより低価格です。
レンドルミン(ブロチゾラム)の強さランキング表
順位 | 商品名(一般名) | ピーク時間 | 半減期 |
---|---|---|---|
1位 | リスミー(塩酸リルママザホン) | 3 | 10.5 |
2位 | エバミール(ロルメタゼバム) | 1.5 | 10 |
3位 | レンドルミン(ブロチゾラム) | 1.5 | 7 |
4位 | デパス(エチゾラム) | 3.3 | 6.3 |
レンドルミンは、短時間型の睡眠薬に分類されています。半減期は7時間と作用時間が長く、夜間を通して効果が持続するため、中途覚醒にも効果的です。
デエビゴ(レンボレキサント)の強さランキング表
順位 | 商品名(一般名) | TST(min) |
---|---|---|
1位 | デエビゴ(レンボレキサント) | 38.1 |
2位 | ロゼレム(ラメルテオン) | 31.7 |
3位 | ソナタ(ザレプロン) | 31.1 |
4位 | アモバン(ゾピクロン) | 24.2 |
5位 | マイスリー(ゾルピデム) | 22.6 |
・TST(Total Sleep Time):総睡眠時間
デエビゴ(レンボレキサント)は、オレキシン受容体拮抗薬に分類される新しい睡眠薬になります。
覚醒を促すオレキシンという物質の働きを抑えることで、自然な睡眠に近づける効果に期待できます。
デエビゴは依存性が低く、翌日にだるさや眠気が少ないのが特徴です。
睡眠薬は個人輸入でも購入できる
睡眠薬の基本的な入手方法は以下の通りです。
- 病院で処方してもらう
- 海外通販(個人輸入)で睡眠薬を取り寄せる
- 薬局やドラッグストアなどの市販薬を購入する
病院で睡眠薬を処方してもらうこともできますが、効果の強い睡眠薬は処方してもらえず、人によっては不眠症を改善されないケースもあります。
最初は処方薬を使用して、万が一効果がない場合はあなたにあった効き目のある睡眠薬を通販(個人輸入)するのがおすすめです。
市販薬もありますが、正確には「睡眠薬」ではなく「睡眠改善薬」なので効果がマイルドです。長期的かつゆっくり不眠症を改善したい方には最適です。
強い効果が期待できる市販の睡眠改善薬
睡眠改善薬は、処方薬や通販で購入できる睡眠薬と比較すると効果はおだやかです。
市販薬に含まれる成分を用いた研究や論文がないため、一番強い効果を持つ睡眠改善薬を決めることは困難とされています。
国内で人気のおすすめの市販薬を紹介します。
睡眠薬に関するよくある質問
睡眠薬に関するよくある質問をまとめています。
病院で効果の強い睡眠薬を処方してもらえますか?
病院で効果の強い睡眠薬を処方してもらえるかどうかは、症状や体質、医師の判断によって異なります。
最初は効果が穏やかな睡眠薬を処方され、効かないようであればより効き目のある睡眠薬が処方されます。強い睡眠薬は、あくまでも最後の手段と考えましょう。
睡眠薬を毎日飲むのは危険ですか?
翌朝の眠気、記憶障害、ふらつきなどの副作用が出ることがあります。また、長期服用によって、効果が弱くなったり、やめられなくなる可能性があります。必要最小限の服用にとどめることをおすすめします。
睡眠薬が効かない場合どうすればいいですか?
効かないからといって、一気に用量を増やすのは非常に危険です。睡眠薬が効かない場合、焦らずに医師に相談しながら、自分に合った方法を見つけることが大切です。
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