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デエビゴは何時間寝れるのか - 睡眠効果や強さを解説

デエビゴは何時間寝れるのか - 睡眠効果や強さを解説

デエビゴは、オレキシン受容体拮抗薬に分類される睡眠薬です。
有効成分であるレンボレキサントが、脳の覚醒を維持する物質に働きかけて自然な睡眠を促します。

本記事では、デエビゴの服用で何時間寝れるかについて詳しく解説していきます。
また、効果の強さやデエビゴがおすすめの方もあわせてご紹介していきます。

デエビゴの服用を検討されている方や安全性や効果について知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

気になる方は睡眠薬商品一覧を確認してみてください。

デエビゴ服用での睡眠時間は人によって異なる

デエビゴの効果は約4時間持続するといわれていますが、体質や体調、体格などによって効き目が異なり、睡眠時間には個人差があります。

また、臨床試験において明確な睡眠時間は報告されていないため、症状に適した睡眠薬や用量を選択することが大切です。

ここからは、実際にデエビゴを服用した方々の睡眠時間について解説していきます。

実際の服用者による睡眠時間を調査

実際にデエビゴを服用している方々の声をまとめてみました。

3時間で起きました…

毎回、飲んでから3時半~4時間後に目が覚めるので効果時間がそれくらいなのかなあ…

4〜5時間で覚醒してしまう

10時間くらい寝てしまいます

参考:ヤフー知恵袋

成分量にかかわらず、デエビゴを服用したほとんどの方が3~4時間ほどの睡眠時間を実感していました。
強引な睡眠を促す従来の睡眠薬とは異なるメカニズムのため、効き目や効果に個人差があります。
自然な睡眠を促すデエビゴの服用による睡眠時間は、ひとそれぞれ異なるのです。

デエビゴの効果の強さと半減期

デエビゴの効果の強さと半減期

デエビゴは、脳内にある覚醒を維持するオレキシンの働きを低下させることで、自然な睡眠へと促します。
即効性に優れており、服用後30分~1時間ほどで効果を発揮します。
脳の機能を低下させる睡眠薬とは異なり、オレキシンのみに作用するため依存性が極めて低いのが特徴です。

デビエゴは睡眠・覚醒に大きく関わるオレキシン2受容体を阻害する作用が強いため、同じ分類のベルソムラに比べて、睡眠誘発作用が強いです。
また、服用後8時間ほどで、血液中の成分濃度がピーク時よりも25%ほどに減少します。

■ 半減期
・2.5mg:50.6時間
・10mg:47.4時間
■ 最高血中濃度到達時間
・2.5mg:1.3時間
・10mg:1.5時間

半減期をみると作用時間が長い睡眠薬に感じますが、薬効としてはそこまで長いわけではありません
朝になるにつれて自然に睡眠状態から覚醒状態に切り替わるため、日中に影響がでにくいといわれています。

デエビゴは幅広い不眠の悩みに効果的

デエビゴは幅広い不眠の悩みに効果的

デエビゴは、中途覚醒や早朝覚醒、熟眠障害に効果的とされていますが、入眠障害に対しての効果は薄いという意見もあります。

オレキシン受容体には1型、2型の2種類があり、2型を阻害するとより睡眠に対する効果が強くなるとされています。
デエビゴは、同じオレキシン受容体拮抗薬のベルソムラと比較してもオレキシン2受容体を阻害する作用が強いため、入眠障害に対しても効果的です。

臨床試験によると、マイスリーに比べてデエビゴの入眠障害に対する改善効果がみられたという報告もされています。

また、2023年に実施された試験においてもデエビゴの有効性と忍容性が認められており、安全性の高い睡眠薬といえます。
このように幅広い不眠に対して効果的なため、睡眠障害に悩む方にはデエビゴを使用してみるとよいでしょう。

デエビゴの服用による死亡例の報告はない

デエビゴ服用による死亡例は、現時点では報告されていません
また、重篤な副作用として、大発作痙攣や高度の注意力障害がみられたとの報告があります。しかし、いずれも発現率は低く、死亡に至ったという報告もありません

通常用量の服用であれば、命にかかわるほどの副作用の発現率は極めて低いため、必ず用量用法を守りましょう。

デエビゴの副作用

副作用が少ないといわれるデエビゴですが、副作用の発現率はゼロではありません

主にみられる副作用は以下があげられます。
・傾眠
・倦怠感
・頭痛
・めまい
・悪夢

これらの症状は、効果が翌日まで残っていることから発現することがほとんどです。
低用量への変更や就寝時間を早めることで、副作用のリスクを減らすことができます。
また、副作用のリスクを減らすためには、用量用法を守ることが重要です。
ここからは、正しい服用方法をご紹介していきます。

デエビゴの正しい服用方法

デエビゴに限らず医薬品を服用する場合は、用量用法を守ることが重要です。
■ 飲み方
・1日1回5mgを就寝直前に服用する
1日の最大用量10mgまでとする

睡眠効果が不十分の場合は、1日最大10mgまで増量可能です。
最大用量を超えての服用は、副作用を強める恐れがあるため避けてください。
効果が強すぎると感じた場合には、症状にあわせて用量を調節してください。
デエビゴの睡眠時間は長く、翌日まで効果が残ることがあるため、自動車運転や危険を伴う機械の操作などは避けましょう。
また、飲酒やCYP3Aを阻害・誘導する医薬品との併用は、相互作用により副作用が強まるため十分注意が必要です。

まとめ

ここまで解説してきたポイントをまとめてみました。
・デエビゴの服用による睡眠時間は個人差がある
・デエビゴのメカニズムは自然な睡眠を促す
・同じ分類のベルソムラに比べて効果は強く、即効性に優れている
・デエビゴは入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害に効果的

デエビゴはオレキシン受容体拮抗薬の中でも効果が強く、依存性が少ないため安全性の高い睡眠薬です。
用量用法を守ることで、睡眠効果を高められるだけでなく副作用のリスクを抑えることができます。
デエビゴを正しく使用して、睡眠障害を改善していきましょう。

デエビゴと他の睡眠薬との比較も確認したい方は、睡眠薬強さランキング睡眠薬即効性ランキングもご確認ください。

よくある質問

ここからは、デエビゴの服用で何時間寝れるのかについての疑問にお答えしていきます。

デエビゴは5㎎と10㎎では睡眠時間に違いはありますか?

個人差があるため、一概に成分量によって睡眠時間に違いがでるとはいいきれません。
先述のとおり、半減期に違いがみられるものの、睡眠時間に大きな差はみられないためです。
また、5mgから10mgへ増量したからといって、睡眠時間が2倍になることはありません。
むやみな増量は副作用のリスクが高めるため、症状に適した用量を服用しましょう。

デエビゴは半分に割って服用してもいいですか?

デエビゴを半分に割ることはおすすめできません
ピルカッターなどで分割して服用した際の安全性や有効性が認められていないため、割らずにそのまま1錠を服用してください。
効果が強く成分量を減らしたい場合は、分割せずに低用量への変更をおすすめします。

デエビゴは食後何時間から服用できますか?

空腹時の服用が推奨されているため、食後3時間以上経過してから服用してください。
食中や食後すぐの服用は、デエビゴの吸収が不十分になり血中濃度がピークに達する時間が遅れる原因になります。
デエビゴの効果を十分に発揮さえるためにも食中や食後は避け、必ず空腹時に服用してください。
また、食後に服用する場合は、食事から何時間経過したのか把握しておきましょう。