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糖尿病の治療薬を様々なランキング形式で紹介!

糖尿病の治療薬を様々なランキング形式で紹介!

糖尿病薬にはたくさんの種類があります。

そのため、
「糖尿病薬の中でも特に強いのはどれ?」
「副作用が少ない糖尿病薬はある?」
「そもそもどんな違いがあるの?」
と疑問をお持ちの人も多いでしょう。

そこでこの記事では、たくさんの糖尿病薬をカテゴリーに分けて、わかりやすくランキング形式で紹介していきます。

糖尿病薬や、糖尿病の治療法に興味のある人はぜひ、最後までご覧ください。

糖尿病薬の強さランキング

糖尿病薬の強さランキング

グー薬局で取り扱う糖尿病薬の中でも、特に効果が強い薬を紹介します。

1位:リベルサスジェネリック
2位:ダパカートМ
3位:ジャディアンス

リベルサスは、糖尿病患者の中でも、特に血糖コントロールが難しい人に対して使われる薬であり、血糖値を下げる効果がとても強いことが特徴です。

血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌に直接作用するので、その分効果も強くなっているのです。

ただし、糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があります。
糖尿病治療において、効果の強さはもちろん大切ですが、1型糖尿病と2型糖尿病では発症の原因が違うので、自分の原因をしっかり解決してくれる糖尿病薬を選びましょう。

糖尿病薬の効果の強さランキングは、以上のような結果となりました。

次の項目から、1位から3位の糖尿病薬について、ひとつずつ詳しく解説していきます。

1位:リベルサス

リベルサスは、セマグルチドを有効成分とした、GLP-1受容体作動薬に分類される糖尿病薬です。

GLP-1の働きによってインスリンの分泌を促し、血糖値を下げています。

食事をとって血糖値が上がると、小腸からGLP-1というホルモンが分泌され、すい臓に働きかけてインスリンを出すように促します。
これにより血糖値が下がっていくのですが、リベルサスは、このGLP-1と似た作用を持つ薬なのです。

また、このほかに食欲を抑制する効果もあるため、体重の減少も期待できます。

このような作用から、GLP-1受容体作動薬であるリベルサスは、糖尿病薬として強い効果を発揮しています。

2位:ダパカートМ

ダパカートМは、SGLT2阻害薬であるダパグリフロジンと、ビグアナイド薬であるメトホルミンの2つの有効成分が含まれた配合剤です。

2つの成分が配合されている理由は、ダパグリフロジンとメトホルミンの相乗効果により、血糖値を下げる効果が強まるためです。

ダパグリフロジンとメトホルミンは、どちらも単体で糖尿病薬として存在します。
ダパグリフロジンの作用は、腎臓において糖が体内に再吸収されるのを防ぎ、尿から排出させるというものです。
一方でメトホルミンは、腸における糖の再吸収を防いで便から排出させたり、肝臓で糖が新しく作られるのを防いだりする作用があります。
これらの作用が合わさることで、体内の余分な糖が大きく減り、血糖値は大きく下がります。
血糖値を下げる作用がそれぞれ違うため、配合剤とすればより効率的に効果を出すことができるのです。

このような相乗効果が期待され、ダパグリフロジンとメトホルミンの配合剤が、ダパカートⅯとして製造されています。

3位:ジャディアンス

ジャディアンスは、エンパグリフロジンを有効成分とした、SGLT2阻害薬に分類される糖尿病薬です。

血液中の余分な糖を尿として排出させることで、血糖値を下げています。

具体的には、ジャディアンスを飲むことで、1日あたり約200kcal分の糖が排出されるといわれています。
つまり、ジャディアンスを飲むだけで、食事量を減らさなくても、自然と糖質制限をしているような効果が得られるのです。

このような作用により、SGLT2阻害薬であるジャディアンスは、糖尿病薬として活用されています。

ここまでは、「血糖値を下げる効果が強い」というカテゴリーで糖尿病薬を紹介してきました。
次の項からは、ダイエット中の人にもうれしい、「体重減少効果が強い」糖尿病薬を紹介していきます。

糖尿病薬の体重減少効果の強さランキング

糖尿病薬の体重減少効果の強さランキング

体重減少効果が強い糖尿病薬ランキングは、以下の通りです。

1位:リベルサス
2位:フォシーガ
3位:ジャディアンス

体重減少に最も効果的な糖尿病薬はリベルサスです。

血糖値を下げる作用だけではなく、食欲を抑制する作用もあるので、食事量が自然と減り、大きな体重減少効果につながります。

また、2位と3位のフォシーガとジャディアンスは、どちらも体内の余分な糖を排出させる作用があります。
糖が排出されることで、体内に吸収されるカロリーが減少するため、体重も減少するのです。

体重減少効果が強い糖尿病薬ランキングは、以上のような結果となりました。

1位から3位の糖尿病薬について、次の項からひとつずつ紹介していきます。

1位:リベルサス

リベルサスは、GLP-1受容体作動薬に分類される糖尿病薬で、体重減少にも効果的です。

・インスリン分泌を促進して血糖値を下げる
・食欲抑制
・胃腸の働きをゆるやかにする
・褐色細胞を活性化させる
といった作用により、体重減少効果につなげています。

リベルサスには、満腹中枢を刺激する作用があります。
そのため、リベルサスを飲むと脳が食欲を下げる指令を出し、食欲が抑制されるのです。

また、胃腸の動きをゆるやかにする作用により、消化のスピードが遅くなり、食べ物が胃にとどまる時間が長くなって腹持ちが良くなります。
さらに、褐色細胞という、脂肪を燃焼して熱を生み出す細胞に働きかけることで、余分な脂肪の燃焼を促します。

実際に海外の研究では、リベルサスを飲むことで、3カ月で5.9%、6カ月で10.9%体重が減少したというデータが発表されました。

このような作用から、GLP-1受容体作動薬であるリベルサスは、体重減少に強い効果を発揮しています。

2位:フォシーガ

フォシーガは、SGLT2阻害薬に分類される糖尿病薬であり、体重減少にも効果があります。

以下の作用により、体重減少効果につなげています。
・体内に吸収されるカロリーを抑える
・脂肪がつきにくくなる
・むくみ改善

フォシーガには、体内の余分な糖を尿から排出させる作用がありますが、その量は1日で約200~500kcal分といわれています。
1カ月飲み続けると、約7,200~15,000kcal分が排出されていることになります。
体重を1㎏減少させるには、約7000kcalを消費する必要があるため、フォシーガを1カ月飲むことで、約1~2㎏の体重減少効果が期待できるのです。

また、エネルギー源である糖を排出しているため、体は脂肪を燃焼させることでエネルギーを生み出そうとします。
これにより、脂肪がつきにくい体になります。
さらに尿量も増えるため、むくみの改善にも効果的です。

このような作用により、SGLT2阻害薬であるフォシーガは、体重減少に効果的だとされています。

3位:ジャディアンス

ジャディアンスは、エンパグリフロジンを有効成分とした糖尿病薬で、体重減少効果が認められています。

血液中の余分な糖を尿として排出させて血糖値を下げていますが、この作用が体重減少にもつながっています。

ジャディアンスを飲むだけで、余分な糖が尿として排出されるため、体内に吸収されるカロリーが減少します。
つまり、食事量を減らさなくても、自然と糖質制限をしているような効果が得られ、体重が減少するのです。

実際に、ある臨床試験では、ジャディアンスを24週間飲んだところ、10㎎で−1.9㎏、25㎎で−2.15㎏の体重減少が認められたという結果が出ました。

このような作用から、エンパグリフロジンを有効成分としたジャディアンスは、体重減少にも効果があるとされています。

糖尿病薬の価格ランキング

糖尿病薬の価格ランキング

グー薬局で取り扱っている糖尿病薬で、価格の安い商品は以下の通りです。

1位:グルコバイ 1錠24円~
2位:メトホル 1錠40円~
3位:フォシーガ 1錠142円~

グー薬局で取り扱っている糖尿病薬で、最も価格が安いのはグルコバイです。
グルコバイは、αグルコシターゼ阻害薬に分類される糖尿病薬で、食後の血糖値が急に上がるのを防ぐ作用があります。

価格の安い糖尿病薬ランキングは、以上のような結果となりました。

次の項目から、1位から3位の糖尿病薬について、ひとつずつ紹介していきます。

1位:グルコバイ

グルコバイは、アカルボースを有効成分とした、αグルコシターゼ阻害薬に分類される糖尿病薬です。

食後の血糖値が急に上がるのを抑制して血糖値をコントロールし、糖尿病治療に効果を発揮しています。

私たちの体には、αグルコシダーゼという酵素が存在しており、砂糖や炭水化物をブドウ糖に分解しています。
グルコバイは、このαグルコシダーゼの働きを邪魔することで、ブドウ糖への分解を遅らせ、ブドウ糖が体内に吸収されるスピードを遅くしているのです。
これにより、食後の血糖値が急に上がるのを防ぐことができます。

また、グルコバイは、食後の血糖値だけではなく、1日の血糖値の変動を抑えています。
そのため、1日を通して血糖値が安定するのです。

このような作用から、αグルコシターゼ阻害薬であるグルコバイは、糖尿病の治療に活用されています。

2位:メトホル

メトホルは、2型糖尿病治療やダイエットに使用されている、メトホルミンのジェネリック医薬品です。

以下のような作用により、血糖値を下げ、ダイエット効果にもつなげています。
・肝臓で糖が新しく作られるのを防ぐ
・食欲抑制
・筋肉量を増やす
・糖分を排出させる

肝臓には、糖質以外の物質を原料に、ブドウ糖を作り出す働きがあります。
メトホルはその働きを抑制することで、血糖値が上がることを防ぐのです。
また、余分な糖を便から排出させる働きもあります。

ダイエットにおいては、満腹中枢を刺激するホルモンを分泌させることで食欲を抑制します。また、筋肉の収縮力を上げるため、筋肉量を増やしてくれることも大きなメリットです。
ダイエット中はどうしても筋肉量が減りがちですが、メトホルを飲むことで、筋肉量を維持したまま痩せることができるので、引き締まった美しい体型を目指せます。

このような作用により、メトホルミンのジェネリック医薬品であるメトホルは、糖尿病治療やダイエットに広く役立てられています。

3位:フォシーガ

フォシーガは、SGLT2阻害薬に分類される、ダパグリフロジンを有効成分とする糖尿病薬です。

血液中の余分な糖を尿として排出することで、血糖値を下げています。

食事量を減らさなくても、フォシーガを飲むだけで自然と糖質制限のような効果が得られるため、血糖値が下がるだけではなく、1カ月で約1~2㎏の体重減少効果も期待できます。

さらに最近では、慢性腎不全や慢性腎臓病の治療にも効果が認められました。
本来の糖尿病治療においても、負荷がかかりやすい腎臓を保護できるとして需要が高まっています。

このような作用から、SGLT2阻害薬であるフォシーガは、糖尿病薬として広く使用されています。

糖尿病薬の種類を一覧で紹介

糖尿病薬の種類を一覧で紹介

糖尿病薬には、以下のようにたくさんの種類があります。

〈内服薬〉
・インスリンを分泌しやすくする医薬品
・インスリンを効きやすくする医薬品
・糖の吸収を調整する医薬品
・糖の排泄を調整する医薬品
〈注射薬〉
・インスリンを分泌しやすくする医薬品
・インスリンそのものを補充する医薬品

なぜこのような種類があるのかというと、糖尿病は、種類や症状の重さ、年齢、合併症などによって、効果的な治療法が変わってくるためです。

たとえば、1型糖尿病の場合、インスリンが分泌されなくなったり、分泌する力が弱くなったりして発症します。
この場合、インスリンそのものを補充して血糖値をコントロールする必要があるので、インスリン製剤という注射薬を使い外からインスリンを注入するのです。
一方で、2型糖尿病では、インスリンの分泌量が少なくなる場合もありますが、インスリンが効きにくくなることで発症している場合も多いです。
そのため、それぞれの原因に合わせて内服薬を使い分け、インスリンの分泌を促したり、インスリンの効きを良くしたりする必要があります。

このように、糖尿病の種類や症状などに合わせて、糖尿病薬もたくさんの種類があるのです。

糖尿病の治療法については、別の記事で詳しく解説しています。
興味のある人は、ぜひあわせてご覧ください。

糖尿病薬の違いを比較

糖尿病薬の種類による主な違いは、使い方と血糖値を下げる作用です。

今回は、内服薬と注射薬の2種類に分けて、使い方と血糖値を下げる作用の違いを以下のように比較しました。

使い方 血糖値を下げる作用
内服薬 水かぬるま湯で飲む ・インスリンを分泌しやすくする
・インスリンを効きやすくする
・糖の吸収を抑制する
・糖を排出させる など
注射薬 注射器を使い、腹部、錠腕、太もも、臀部のいずれかにインスリンを注入する ・インスリンそのものを補充する

糖尿病薬の種類によってこのような違いが出る理由は、糖尿病の種類や状態は人によって違い、それによって合う糖尿病薬も違うからです。

たとえば、インスリンが効きにくくなったことで糖尿病を発症した人は、インスリンを効きやすくすることで血糖値を下げる内服薬が合っています。
一方で、インスリンが分泌されなくなったことで糖尿病を発症した人は、インスリンそのものを補充して血糖値を下げる注射薬が合っています。

このような理由により、糖尿病薬は、種類によって使い方と血糖値を下げる作用に違いがあります。

糖尿病薬の使い分け

糖尿病薬の使い分け

糖尿病薬は、糖尿病の種類や状態によって使い分ける必要があります。

糖尿病は、その種類や状態よって必要とされる治療が違うためです。

糖尿病は、大きく1型糖尿病と2型糖尿病に分けられます。
1型糖尿病の場合、普段の生活習慣とは関係なくインスリンが分泌されなくなるため、インスリンそのものを補充する治療が合っています。
一方で、2型糖尿病は、インスリンが効きにくくなっている人もいれば、インスリンの分泌量が減っている人もいます。
そのため、インスリンを効きやすくする薬か、インスリンの分泌を促す薬かで使い分けることが必要です。
さらに、2型糖尿病の場合、毎日の生活習慣が原因で起こります。
食べる量が多い人には食欲抑制作用がある薬、糖分を摂りすぎている人には糖を排出する薬など、その人の習慣や原因に合わせた薬を飲まなければなりません。

このように、糖尿病の種類や状態の違いに合わせて、人によって糖尿病薬を使い分けることが大切になります。

なお、2型糖尿病が分類されている生活習慣病について、別の記事で詳しく解説しています。
こちらもぜひ、あわせてお読みください。

まとめ

糖尿病薬について、この記事で解説したことをまとめました。

  • 糖尿病薬で、血糖値を下げる効果が最も強いのはリベルサス
  • 糖尿病薬で、体重減少効果が最も強いのはリベルサス
  • グー薬局内で、最も価格が安い糖尿病薬はグルコバイ
  • 糖尿病薬は内服薬と注射薬に分かれており、糖尿病の状態に合わせて使い分ける必要がある
  • 2型糖尿病の場合、生活習慣や原因に合わせて糖尿病薬を使い分ける必要がある

糖尿病薬はたくさんの種類が発売されており、ひとつひとつ特徴が違います。
自分の症状や糖尿病の種類などに合わせて、自分に合った糖尿病薬を選びましょう。

Q&A

Q&A

糖尿病薬について、よくある質問にお答えします。

Q.糖尿病の最初に使用される薬は何ですか?

A. 日本では、DPP-4阻害薬が最初に使用されることが多いです。

DPP-4阻害薬は、副作用が少なく安全性が高いためです。

また、DPP-4阻害薬と並んでよく使用されるのはメトホルミンとなっています。
メトホルミンも安全性が高く、値段も安いため、海外では、メトホルミンが2型糖尿病の第一選択薬としておすすめされています。
ただ、メトホルミンは、DPP-4阻害薬よりも副作用が出やすい傾向があります。
このような理由から、日本では、まずDPP-4阻害薬から始めることが多いのです。

Q.糖尿病の新しい治療薬は?

A. 糖尿病薬で新しいのはマンジャロです。

マンジャロは、2023年4月に発売されたばかりの糖尿病薬です。
GLP-1受容体作動薬に分類されており、2型糖尿病治療においては保険が適用されています。